拝啓　春爛漫の折、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。いつも富山市PTA連絡協議会の活動にご理解・ご協力をいただき、どうもありがとうございます。コロナ禍でのPTA活動には様々な意見がある中、大変な思いをされていることかと思います。

さて、新年度を迎えたばかりですが、現在第4波と呼ばれる新型コロナウイルス感染症の拡大があり、各小中学校においてはPTA組織が代替わりする中、小中学生およびその保護者に感染者が発生した場合の対応が気にかかっているかと思います。
残念ながら、富山市P連としては、児童生徒や保護者に感染者が出た場合の対応マニュアルの作成までには至っておりません。しかしながら、昨年、誹謗中傷を避ける呼びかけを会長メッセージとして出させていただきました。

また、2月に開催しました会長研修会で、富山市立学校 新型コロナウイルス感染症対策検討会議の座長で富山大学の種市先生にご講演いただきましたが、子どもたちは、感染しにくいし、広げにくいので、基本的な感染対策（マスク、手洗い、うがい、消毒など）が出来ていればそれほど神経質になることはないとのお話をお聞き出来ました。

感染症対策については、対策検討会議のリーフレットが富山市教育委員会のホームページにありますので、PTA活動の参考にされて下さい。昨年1年間の間に No.1〜9まで出ており、お子さんを通じて配布されておりますが、再度、読み返して見ていただくのがいいと思います。ネットにはいろいろな情報がありますが、厚労省のマニュアルなどは大作過ぎて読んでもなかなか要点がつかめないので、むしろ、こちらのリーフレットのほうが理解しやすいと思います。

基本的には、学校の対応方針は学校規模やその学校固有の事情に大きく左右されますので、校長先生、教頭先生と密に連絡を取り合って対処することが大切かと思います。県も市も学校も、プライバシーの問題は相当に気を使って対応をなされてますし、報道各社も現在の県や市の公式な発表方針には了解をしているとのことでした。したがって保護者からの問い合わせがあったとしても、そのあたりのことを踏まえて、校長先生、教頭先生と連絡を取り合って対応することが良いと思います。

これから、いろいろと対応をしなければならないことがあるかも知れませんが、ともに頑張って参りましょう。

敬　具