基本方針・重点実施項目

basic policy

令和5年度 基本方針

これまで富山市PTA連絡協議会では、時代の変化とともにさまざまな挑戦を続けてきました。 学校でのいじめや人間関係の悩みが原因で不登校になる子どもの増加、人口減少による学校再編、教職員の多忙化により部活動の地域移行、今まで行われてきた地域の特色を活かした学習活動が減少し、子どもたちの学校教育の環境も日々変化をしています。また家庭での子育て環境も変化しており、子どもが家族の介護・看病など行うヤングケアラーの増加や物価上昇で家庭における経済負担の増加など子育てするには厳しい状況になってきています。そのような課題の解決には、専門部署との連携をおこない取り組んでいくことが重要です。
令和5年度は、時代にあわせた多様性の受入れをおこない、誰ひとり取り残さないSDGsの目標を取り入れ、これからのPTAが取り組むべきこととして必要なことを考え実行し、現代の子どもたちそして未来の子どもたちが自分らしく生き、真の幸せを実感できるための持続可能な活動を行っていきます。

令和5年度 活動目標

(1)持続可能なPTA活動
会長情報交換会、会長研修会、ブロック長会議などで現在のPTA活動における問題点などの意見や情報交換を積極的に行い、持続可能なPTA活動を推進していきます。
(会長支援委員会・ブロック連携特別委員会)

(2)持続可能な教育子育て環境の整備
理事会・ブロック長会議・会長情報交換会・会長研修会・各懇談会を活用し、各小中学校PTAからの情報を基に教育や子育てに関する研究を行い、子どもたちの真の幸せと大人が安心して子育てができる持続可能な環境が整うよう富山市へ要望書を提出します。
(子育て教育研究委員会・SDGsに子ども未来委員会)

(3)連携の強化・情報共有の強化
各小中学校PTAとの連携・情報共有を強化し、タイムリーな情報共有を目指します。富山市PTA連絡協議会の事業内容や富山市の教育行政の情報、ホームページやLINE公式アカウントなどSNSを使って各小中学校PTAへよりわかりやすく共有します。
(広報委員会・ブロック連携特別委員会・運営特別委員会)

(4)学びの場の企画と積極参加
子どもたち教育環境をよりよくするためには自分たちの現状や取り組みを検証するとともに他の地域の事例を参考にすることも重要です。そのような学びの場である親学びサロンや教育子育てフォーラムを企画するとともに、富山県PTA会員大会、東海北陸ブロック研究大会、日本PTA研究大会であり、積極的な参加を推進します。
(SDGs子ども未来委員会・ブロック連携特別委員会・良書特別委員会)