事業報告

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2024.01.22

事業報告

子ども未来会議

 令和6年1月20日(土)午前10時より、富山キラリにて「子ども未来会議」が開催されました。

 「子ども未来会議」は2月3日(土)開催予定の「子ども未来フォーラム」につながるプレイベントで、親子の対話を通じて考えた事前課題を基に、グループワークで子どもたち同士の対話・発表を行い、自由な発想で意見を出してもらうことを目指し企画いたしました。当日は藤井裕久富山市長もお越しくださり、子どもたちの意見を直接市長に届けることができました。

 富山市内の小学生13名と中学生7名が6グループに分かれ、まずはアイスブレイクのミニゲーム。気持ちがほぐれたところで、自己紹介をスタートしました。各グループのテーブルには、ファシリテーターとサポーターが1名ずつ入り、子どもたちの対話のサポートを行いました。
 自己紹介のあとはワークショップ1として、各家庭で考えてきたミッションについて発表し合いました。小学生のミッションは「自分の学校自慢」、中学生は「富山の魅力とは」。考えてきた内容を付箋紙に記入し、グルーピングを行いそれぞれの意見の同じところや違うところを確認しました。
 ワークショップ2では、1で出た意見を更に深める話し合いを行いました。小学生グループは「更に!みんなが楽しく過ごせる『学校』にするには?」中学生グループは「更に!みんなが幸せに過ごせる『富山市』にするには?」というテーマで進めました。
 話し合いの最後は、グループごとに二つの宣言をまとめました。「私たちが市長だったら~ことを宣言します!」「私たちは明日から~ことを宣言します!」

 各グループからの発表では「私たちが市長だったら、休みを長くします!」という思い切った宣言が飛び出す場面も。それぞれのユニークなそして真剣な宣言や、その考えの背景を聴き、子どもたちの生の声を知ることができました。

 藤井市長からは、子どもたちの意見を大切にする富山市にしていくという、温かく力強いお言葉をいただきました。
 「子ども未来会議」の様子は、2月3日開催の「子ども未来フォーラム」にて動画上映し、子どもたちの考えやメッセージについて、元フジテレビアナウンサーの石本沙織さんと藤井富山市長がトークしながら紹介いたします。また、その後は未来を担う子どもの育成の観点から望ましい学校のあり方や社会課題の解決を担う人材育成の道筋について探るパネルディスカッションも予定されています。
 2月3日(土)開催予定の「子ども未来フォーラム」ご参加をお待ちしております!